教わる日々の、40の話。
4コマで読む『大人の教わる技術』
スキル1 わかったフリに気づく
きょうの教わりおみくじ
大吉
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「わからない」と言えたら、そこから先は、ひとりじゃない。
「要するに」を、ちょっと待って。まだ聞いていない話がある。
答えが出ないまま、ひと晩。明日の自分にも、考えてもらおう。
勝ち負けを離れたら、人の工夫が、おもしろくなってきた。
もらった助言を、次の工夫に。「こうしてみようかな」が、ひとつ増える。
沈黙は、考えている時間かもしれない。そう思うと、もう少し待てる。
前に失敗したことも、やり方を変えたら、続きがある。
「こうあるべき」から、「こうありたい」のほうへ。
迷って、うまく言葉にできない日も。自分が変わっている途中なのかもしれない。
行き先は、変わってもいい。大切にしたいことを、道しるべに。
職場の外にも、「教えてください」が似合う場所を。
ひとりで考えるときも、「あの人なら?」と、席をひとつ空けておく。
ひとつ聞いて、ひとつ試す。「やってみました」を持って、また会いにいく。
教わったやり方を、そのまま三日。自分に合うかは、試してから。
すぐに答えなかった、その理由。言葉になっていない工夫も、教わりたい。
借りて、試して、ひとつ手放す。自分らしさが、少し見えてくる。
「私も、わからなくて」そんな話をできる仲間が、足場になる。
誰かに話そうと思ったら、もう一度、教わりたいところが見えてきた。
「ありがとう」に、途中の話を添えて。うまくいく前にも、連絡していい。
頼られる私も、教わる私も。どちらも、自分でいられるように。
予定をひとつ、手放して。教わったことを試す30分ができた。
続かなかった理由は、次の実験の手がかり。今度は、条件をひとつ変えてみる。
「そのうち会いに」を、予定表に。教わりに行く日は、先に決めておく。
口を開く前に、ひと呼吸。教わったことを思い出す、合図にしよう。
やりたいことは、出しっぱなし。気が散るものは、少し遠くへ。
小さくても、「やってみました」。また会いに行く、話の種ができた。
続きが気になるところで、今日はおしまい。明日の自分に、楽しみをひとつ。
ぼんやり歩いていたら、教わった言葉が、ふとつながった。
昨日の空白は、そのままで。今日は、ここから。
「それで、どうなった?」続きを楽しみにしてくれる人が、力になる。
自分で試して、少し楽になったこと。その手応えごと、誰かに手渡そう。
教わった知恵を、仕事で使える形に。「それなら、できそう」まで、訳してみる。
いまの困りごとに、手持ちの知恵をひとつ。「こんなやり方もあるけれど、どう?」
「私も、最初はできなくて」そのひと言で、少し試してみたくなる。
「ここからは、自分でやってみる」そう言えるところまで、一緒に考える。
渡した知恵が、その人の工夫を連れて帰ってくる。
「いま、教わりながら試しています」まだ途中だからこそ、一緒にできる話がある。
引き受けた仕事で、壁が見えた。その話を持って、また教わりにいく。
いま大切にしていることには、あの失敗と、あの人の言葉がある。
「まだ、わからないんです」教える人になっても、何度でもここから。
大吉
教わる力とは、自分の可能性を他者に開いていく力。
