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36のこす
フェーディングでできるほど助けを減らす教えるスキルのイラスト

のこす理解を確かめて助け方を調整し、自分で取り組む手がかりを残す

フェーディングで、できるほど助けを減らす

教師は、学習者が自分でできる部分を確かめ、その部分の練習用の支援を少しずつ減らします。

目安:授業前3分の設計+授業中の観察。学生との確認は3〜10分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、自分でできるようになった部分でも、同じ見本やヒントを受け続けているとき

HOW

進め方

  1. 教師は、学習者が支援なしでできる部分を確かめます。
  2. 教師は、その部分の見本やヒントを少し減らします。
  3. 教師は、学習者が進めるかを確かめ、難しい場合は支援を戻します。

EXAMPLE

具体例

計算の手順を身につける場面です。教師は、解き方を示した見本で理解を確かめた後、一部を空欄にした問題を出します。

学習者が自分で進められたら、教師は見本をさらに減らします。難しければ前の見本へ戻って確かめます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、ヒントや見本を減らした部分で、学習者が自分で判断して進められるかを確かめます。
  • 教師は、難しくなった学習者が、支援を戻すことで再び取り組めるかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、回数や予定だけで支援を減らしません。練習用の見本と、読み上げなど使い続ける必要がある支援を分けて考えます。

WHY

このスキルの背景

FadingTransfer of ResponsibilityScaffolding

フェーディングは、理解に合わせて一時的な支援を少しずつ減らすことで、スキャフォールディングの重要な要素です。支援を減らす速さより、学習者が自分で進められるかが大切です。

このスキルでは、できる部分から任せます。学習のために継続して必要な支援まで外す意味ではありません。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

内容が対応

van de Pol, Volman & Beishuizen2010

Scaffolding in Teacher–Student Interaction: A Decade of Research

Educational Psychology Review

理解に合わせて、一時的な支援を少しずつ減らす考え方(フェーディング)を扱っています。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、学習者が自分でできる部分を確かめ、その部分の練習用の支援を少しずつ減らします。

NEXTスキル35との組み合わせ案:現在の理解に応じて、必要な支援を調整する。

LOOK教師は、ヒントや見本を減らした部分で、学習者が自分で判断して進められるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、回数や予定だけで支援を減らしません。練習用の見本と、読み上げなど使い続ける必要がある支援を分けて考えます。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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