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36のこす
見本と自分の絵を見比べ、足りないドアを自分で描き足す学習者と見守る教師

のこす|理解を確かめて助け方を調整し、自分で取り組む手がかりを残す

自分で確かめ、直す力を育てる

教師は、基準と照らす見本を示し、学習者が自分の取り組みを確かめ、必要な点を直せるようにします。

目安:既存の課題の見直しに3〜5分程度。課題に応じて調整

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、教師の丸付けや助言を待ち、自分の取り組みのどこを確かめればよいか分からないとき

HOW

進め方

  1. 教師は、課題の基準を示し、見本のどこを見て判断するかと、その理由を短く説明します。
  2. 教師は、学習者に同じ基準で自分の回答・成果物・行動を確かめ、できている点と直したい点を選んでもらいます。
  3. 教師は、学習者に必要な箇所を直して同じ基準で確かめ直してもらい、迷う部分だけ支援します。

EXAMPLE

具体例

意見文を見直す場面です。教師は「主張を支える根拠が書かれているか」を基準に、短い見本の主張と根拠を指し示し、二つのつながりを説明します。

学習者は自分の文章で主張と根拠を選び、つながりが伝わるかを確かめます。説明が足りない箇所を一つ直し、同じ基準でもう一度読みます。教師は、直した箇所とその理由を短く確かめます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が基準に対応する自分の回答・成果物・行動を示して判断できるかを確かめます。
  • 教師は、学習者が修正した箇所と理由を示し、同じ基準で確かめ直せるかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、「分かった」という自己申告や自己採点だけで達成を判断しません。回答・成果物・実際の行動と基準の対応を確かめます。基準に合う部分まで無理に直させず、安全や正確さの専門的な確認を本人任せにしません。

WHY

このスキルの背景

Formative Self-assessment自己調整学習評価基準

学習を改善するための自己評価では、学習者が自分の取り組みや成果を確かめ、調整に使います。研究レビューでは、自分で点を付ける活動と、基準を使って改善する活動を区別し、評価の仕方を学ぶ支援も検討しています。

このスキルでは、教師が確かめ方を見せ、学習者自身の見直しへつなげます。自己申告だけで理解や実技の達成を認定するものではありません。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

書籍『教育工学が明かす 大人の教わる技術』の特定スキルとの対応は、今回の改訂では確定していません。番号を推測せず、自己評価の研究を別に参照しています。

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

一部を参考

Andrade(2019)

A Critical Review of Research on Student Self-Assessment

Frontiers in Education, 4:87

学習者が基準に照らして自分の取り組みを確かめ、改善に使う自己評価の研究レビューです。このカードの三つの手順全体の効果を直接検証した研究ではありません。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、基準と照らす見本を示し、学習者が自分の取り組みを確かめ、必要な点を直せるようにします。

NEXTスキル20との組み合わせ案:何ができればよいかを、基準で具体化する。

LOOK教師は、学習者が基準に対応する自分の回答・成果物・行動を示して判断できるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、「分かった」という自己申告や自己採点だけで達成を判断しません。回答・成果物・実際の行動と基準の対応を確かめます。基準に合う部分まで無理に直させず、安全や正確さの専門的な確認を本人任せにしません。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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