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23ためす
自己説明でなぜこの1手かを言葉にする教えるスキルのイラスト

ためす|思い出し、比べ、使って、考えを更新する

自分の言葉で、意味と理由を説明する

教師は、学習者に言葉や手順の意味、考えのつながりを説明してもらい、根拠と照らして確かめます。

目安:1〜4分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、言葉や手順を覚えていても、その意味や理由、他の考えとのつながりを説明できずにいるとき

HOW

進め方

  1. 教師は、学習者に言葉や手順の意味、そう考えた理由を自分の言葉で説明してもらいます。
  2. 教師は、その説明を本文・具体例・原理と照らし、意味やつながりを一緒に確かめます。
  3. 教師は、必要な点を補い、学習者に説明を直したり、別の例で考え方を使ったりしてもらいます。

EXAMPLE

具体例

国語で、本文の主張と根拠の関係を読む場面です。教師は、本文から抜き出した主張と根拠を短いカードにして渡します。学習者は関係があるカードを並べてつなぎ、「この根拠が、なぜこの主張を支えるのか」を説明します。

教師は、線を引けたことだけで判断せず、説明が本文と合うかを確かめます。必要ならつながりを見直し、学習者は理由を言い直します。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が言葉や手順を繰り返すだけでなく、その意味や理由を説明できるかを確かめます。
  • 教師は、学習者の示す関係や根拠が、本文・図・原理と合っているかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、すらすら話せたことだけで理解を判断しません。言葉にしにくい場合は図やカードを添え、意味と根拠を確かめます。図の作成や並べ替えは必要なときだけ使い、毎回の必須活動にしません。

WHY

このスキルの背景

Self-explanation Effect生成的学習メタ認知

自己説明は、例題や手順について、自分で理由やつながりを説明する学び方です。参照研究では、例題からよく学ぶ人の説明の特徴が分析されています。

このスキルでは、理由を言葉にする機会を設けます。ただし、説明させるだけで理解が深まると決めつけず、説明の内容も確かめます。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

一部を参考

Chi et al.(1989)

Self-Explanations: How Students Study and Use Examples in Learning to Solve Problems

Cognitive Science

例題を学ぶ際の自己説明を扱う研究です。国語でカードを並べる例は、意味や関係を説明する考え方を応用した授業例です。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、学習者に言葉や手順の意味、考えのつながりを説明してもらい、根拠と照らして確かめます。

NEXTスキル16との組み合わせ案:教員が判断を声に出して見本を示す。

LOOK教師は、学習者が言葉や手順を繰り返すだけでなく、その意味や理由を説明できるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、すらすら話せたことだけで理解を判断しません。言葉にしにくい場合は図やカードを添え、意味と根拠を確かめます。図の作成や並べ替えは必要なときだけ使い、毎回の必須活動にしません。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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