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16わたす
思考を声に出して判断の筋道を見せる教えるスキルのイラスト

わたす理解に必要な情報と考え方を、分かりやすく伝える

思考を声に出し、判断の筋道を見せる

教師は、実演しながら、何を見て、なぜその行動を選ぶのかを言葉で伝えます。

目安:3〜10分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、教師の実演をまねできても、なぜその行動を選ぶのか分からずにいるとき

HOW

進め方

  1. 教師は、実演中にどこへ注目しているかを伝えます。
  2. 教師は、その情報から何を判断したかを説明します。
  3. 教師は、判断に基づく行動を見せます。

EXAMPLE

具体例

接客のロールプレイを見せる場面です。教師は「相手が首をかしげたので、説明が伝わっているか確かめようと思います」と考えを言葉にします。

その上で「ここまでで、分かりにくいところはありますか」と尋ねる様子を見せ、学習者は判断と行動のつながりを確かめます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が実演の手順だけでなく、注目した情報と判断の理由を説明できるかを確かめます。
  • 教師は、別の場面でも、学習者が確かめるべき点を選べるかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、すべての思考を実況せず、大切な判断に絞って伝えます。相手の表情だけで気持ちや理解を決めつけず、必要な確認を行います。

WHY

このスキルの背景

認知的徒弟制Cognitive Modeling暗黙知

認知的徒弟制では、熟練した人の考え方を、実演や言葉で見えるようにすることを重視します。外から見える動作だけでは、判断に使った情報や理由が伝わらないためです。

このスキルでは、教師が注目した点、判断、行動を結びつけて示します。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

背景となる研究

Collins, Brown & Newman1989

Cognitive apprenticeship: Teaching the crafts of reading, writing, and mathematics

Knowing, Learning, and Instruction

熟練した人が何を見てどう判断するかを、言葉や実演で伝える考え方を参考にしています。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、実演しながら、何を見て、なぜその行動を選ぶのかを言葉で伝えます。

NEXTスキル23との組み合わせ案:見た判断を学習者自身が説明する。

LOOK教師は、学習者が実演の手順だけでなく、注目した情報と判断の理由を説明できるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、すべての思考を実況せず、大切な判断に絞って伝えます。相手の表情だけで気持ちや理解を決めつけず、必要な確認を行います。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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