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質問と助けの求め方を先に伝える教えるスキルのイラスト

ひらく目的・見通し・参加の入口をつくる

質問と助けの求め方を、先に伝える

教師は、質問の言い方や相談する相手を示し、学習者が助けを求めやすくします。

目安:導入3〜5分。以後は授業中に随時使う

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、困っていても質問の仕方や相談先が分からず、取り組みを止めているとき

HOW

進め方

  1. 教師は、困ったことを伝える言葉やサインを示します。
  2. 教師は、「ここまではできました」など、質問の言い方を紹介します。
  3. 教師は、誰に、いつ、どの方法で相談できるかを伝えます。

EXAMPLE

具体例

個人で問題を解く場面です。教師は「ここまではできました。ここから分かりません」という質問の言い方を示します。

教師は「途中で困ったら、机の端に相談カードを置いてください。私が順に声をかけます。うまく説明できなくても大丈夫です」と伝えます。学習者は、言葉やカードで助けを求めます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が言葉やサインなどで、必要な助けを求められるかを確かめます。
  • 教師は、助けを受けた学習者が、次の取り組みを始められるかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、質問の説明を完成させることを相談の条件にしません。学習者から言い出しにくい場合は、教師からも様子を確かめます。

WHY

このスキルの背景

援助要請自己調整学習Advice Seeking

援助要請は、自分の学習を進めるために必要な助けを求めることです。自分で学び方を調整する行動の一つとして考えられ、助けを使うことは自立の反対ではありません。

このスキルでは、質問の型や相談先を示し、学習者が必要な助けにつながる入口を作ります。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

背景となる研究

Karabenick & Dembo2011

Understanding and facilitating self-regulated help seeking

New Directions for Teaching and Learning

自分の学習を進めるために、必要な助けを求めることの役割を整理しています。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、質問の言い方や相談する相手を示し、学習者が助けを求めやすくします。

NEXTスキル34との組み合わせ案:必要な助け方を学生が選ぶ。

LOOK教師は、学習者が言葉やサインなどで、必要な助けを求められるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、質問の説明を完成させることを相談の条件にしません。学習者から言い出しにくい場合は、教師からも様子を確かめます。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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