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全員が同時に答える仕掛けをつくる教えるスキルのイラスト

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全員が同時に答える仕掛けをつくる

教師は、挙手だけに頼らず、カードや端末などで全員の答えを同時に集めます。

目安:1〜5分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、挙手や発言の機会を得られず、自分の理解や疑問を伝えにくいとき

HOW

進め方

  1. 教師は、カードや端末など、全員が使える答え方を示します。
  2. 教師は、一人で考える時間を取った後、全員に同時に答えを示してもらいます。
  3. 教師は、答えと理由を確かめ、次の説明や課題を決めます。

EXAMPLE

具体例

授業内容を四択問題で確かめる場面です。教師は一人で考える時間を取ります。学習者は合図に合わせ、全員同時にA〜Dのカードを上げます。

教師は正解の人数だけでなく、どの答えが多いかを見ます。理由も尋ね、共通する誤解があれば説明を補います。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、各学習者が選んだ答えと、その理由を確かめます。
  • 教師は、学習者の説明から、理解できている点と考え違いが起きている点を確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、回答したことだけで理解できたとは判断しません。集めた答えと理由を、予定どおり進むか、説明や課題を調整するかの判断に使います。

WHY

このスキルの背景

形成的評価All-Student Response参加機会

全員の回答を端末で集める仕組みについて、学習への影響をまとめた研究があります。紙のカードでも同じ効果が出ると直接示した研究ではありません。

このスキルでは、紙や端末で答えを集める工夫と、回答を次の指導に使う形成的評価の考え方を組み合わせています。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

一部を参考

Hunsu, Adesope & Bayly2016

A meta-analysis of the effects of audience response systems (clicker-based technologies) on cognition and affect

Computers & Education

端末などで全員の回答を集める仕組みを調べた研究です。紙のカードなどを使う例は、その考え方を応用しています。

論文を見る
背景となる研究

Black & Wiliam2009

Developing the theory of formative assessment

Educational Assessment, Evaluation and Accountability

集めた答えを、次の説明や課題を決めるために使う考え方です。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、挙手だけに頼らず、カードや端末などで全員の答えを同時に集めます。

NEXTスキル31との組み合わせ案:クラス全体の理解の様子から授業を調整する。

LOOK教師は、各学習者が選んだ答えと、その理由を確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、回答したことだけで理解できたとは判断しません。集めた答えと理由を、予定どおり進むか、説明や課題を調整するかの判断に使います。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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