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05ひらく
考える時間を宣言して待つ教えるスキルのイラスト

ひらく目的・見通し・参加の入口をつくる

考える時間を宣言し、待つ

教師は、問いを出した後と答えが出た後に、学習者が考えを続ける時間を置きます。

目安:20秒〜2分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、すぐに答える人に先を越され、自分で考える時間を取れずにいるとき

HOW

進め方

  1. 教師は、問いを示し、考える時間を取ると伝えてから、すぐに指名せず待ちます。
  2. 教師は、答えが出た後も、すぐに説明を足さず待ちます。
  3. 教師は、学習者に考えの続きや理由を尋ねます。

EXAMPLE

具体例

文章を読んで登場人物の気持ちを考える場面です。教師は問いを出した後、すぐに指名せず待ちます。答えが出ても少し間を置き、「どの言葉から、そう考えましたか」と尋ねます。

書いて整理する必要があれば、教師は別に時間を取り、学習者は根拠になる言葉を書き出します。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、普段すぐに答えない学習者も、言葉や記述で考えを示せているかを確かめます。
  • 教師は、学習者の説明に理由や具体例が加わっているかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、何を考える時間なのかを明確にします。問いが伝わっていない場合は、待ち続けるだけでなく、言い方や提示方法を変えます。

WHY

このスキルの背景

Wait Time認知処理時間参加機会

待ち時間の研究では、教師の質問後と学習者の応答後の間の取り方が、教室の対話とどう関わるかを調べています。数秒の対話上の間と、長く書いて考える活動は区別します。

このスキルでは、問いの難しさや学習者の様子に合わせて、教師が話し始めるタイミングを調整します。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

内容が対応

Rowe1986

Wait Time: Slowing Down May Be A Way of Speeding Up!

Journal of Teacher Education

質問の後と、答えが出た後の待ち時間を扱う研究です。対話の間と、書いて考える活動の時間は区別します。どの場面でも同じ秒数が最適だと示されたわけではありません。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、問いを出した後と答えが出た後に、学習者が考えを続ける時間を置きます。

NEXTスキル8との組み合わせ案:待った後にペア・全体へつなぐ。

LOOK教師は、普段すぐに答えない学習者も、言葉や記述で考えを示せているかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、何を考える時間なのかを明確にします。問いが伝わっていない場合は、待ち続けるだけでなく、言い方や提示方法を変えます。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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