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02ひらく
授業の地図を先に見せる教えるスキルのイラスト

ひらく目的・見通し・参加の入口をつくる

「地図」を、先に見せる

教師は、細かな内容に入る前に、大きな考え方と内容同士のつながりを示します。

目安:2〜4分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、内容同士のつながりや全体の中での位置づけをつかめずにいるとき

HOW

進め方

  1. 教師は、内容全体を捉えるための大きな考え方を示します。
  2. 教師は、学習者がすでに知っている例と結びつけます。
  3. 教師は、その考え方の中に新しい内容を位置づけて説明します。

EXAMPLE

具体例

国語で意見文を読む場面です。教師は「意見は、主張・理由・根拠のつながりで考えます」と図で示します。

学習者は、前に読んだ文章で三つの関係を確かめ、その図を手がかりに新しい文章を読みます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が新しい内容を、前に扱った例と結びつけて説明できるかを確かめます。
  • 教師は、学習者が項目の順番だけでなく、内容同士の関係を説明できるかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、予定表だけでなく、内容を理解するための関係を示します。図には必要な情報だけを載せ、細かな説明を詰め込みすぎないようにします。

WHY

このスキルの背景

先行オーガナイザースキーマ認知負荷理論

先行オーガナイザーは、新しい内容を理解する前に、全体を捉える考え方を示す方法です。単なる目次や授業予定ではなく、すでに知っていることと新しい内容を結ぶ枠組みを用います。

このスキルでは、その枠組みを「地図」と呼び、図や短い説明で示します。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

一部を参考

Ausubel1960

The use of advance organizers in the learning and retention of meaningful verbal material

Journal of Educational Psychology

細かな内容に入る前に、全体を理解するための大きな考え方を示す研究です。ここでの図や文章は授業用の例で、研究と同じ教材ではありません。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、細かな内容に入る前に、大きな考え方と内容同士のつながりを示します。

NEXTスキル1との組み合わせ案:全体のつながりを知る意味を先に伝える。

LOOK教師は、学習者が新しい内容を、前に扱った例と結びつけて説明できるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、予定表だけでなく、内容を理解するための関係を示します。図には必要な情報だけを載せ、細かな説明を詰め込みすぎないようにします。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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